子育て時々お仕事☆〜鍼灸師の夫と娘と私〜

鍼灸師の夫とお店をやりつつ、6歳2歳の娘達の子育てに奮闘する毎日です☆あまり知られていない鍼灸師の実態とは‥!?妻ならではの目線で書いて行きたいと思います‼

学生時代の下痢について

こんにちは、受付山本です😊✨

 

久々の更新になります。

今回は私が高校生の頃のお話をさせていただきたいと思います🙇

 

学生時代の私はかなりお腹の調子が悪くなりやすい人でした。

 

具体的な症状は、胃の痛み。

そして不定期に訪れる下痢の症状でした。とにかくこの下痢が予測不可能で、友人と遊んでいても突然腹痛に襲われてトイレに何度も駆け込み💨油汗をかきながら必死で痛みに耐えていました😰(酷い時は水下痢になって何も出なくなるまで4〜5回程度トイレを往復)

 

学校に行く前に胃腸科内科さんへ行ってからの登校も珍しくはありません。

 

でも“下痢”というワードは当時女子高生の私にとっては恥ずかしくて他人に言えるものでもないし、まぁ言ってもただの下痢だしな。という感じでなんとかやり過ごして来たのです。

 

そんなある日、事件は起きました。

 

冬場に一人で外を歩いているときになんの前触れもなく、、、便を漏らしてしまったのです。それもかなり水っぽい便です。

 

 

え???とはなりましたが、何が起きたのかわからず震えながら近くのお店のトイレにかけこみました。出た感覚は確かにありました。

 

トイレで確認すると、下着にとどまる程度の少しの量ではありましたがやはり漏れていました。全身からサーッと血の気が引くような感覚。

 

漏らすって…なんで…?

年配の方ならあることかもしれないけど…

 

もちろん換えの下着もないので、脱いだものをゴミ箱に捨てて予定も切り上げて下着無しで帰宅する事になりました。

 

この事は母にも言えませんでした。20年近くも封印してきた位のトラウマです。

もともとコンプレックスの塊のような人間なので、どうしてこんな症状がでるのか?という疑問よりも、私がこんな人間だから便すら漏らしてしまうんだ。というネガティブ思考に陥ってしまいました。


f:id:miotoo:20211110104157j:image

今でもあの時のショックは忘れることもないですし、ここで書くかどうかもかなり悩みましたが、もし私のような症状の方が居るのなら自分だけじゃないと知ってほしかったのと、IBSの症状は自分でコントロールできるものでは無いということを沢山の人にお伝えしたいと思いました。

 

たとえば学校に行っている間には下痢や腹痛が酷くなるのに、帰宅するとピタッと治まる。

そのような場合、単に学校に行きたくないから仮病を使っていると誤解されてしまう事もあるようです。

 

当院にも実際にそのようなお悩みでご来院されていた方がいらっしゃいましたが、症状が治まってからはみんなと同じように学校生活が出来るようになったそうです。

 

就職活動中の方でガスや下痢の症状にお悩みだった方は、症状が落ち着いて無事に就職が決まりましたと感謝の言葉をお聞きすることもありました。その時は嬉しすぎて患者様が帰られた後におもわず泣いてしまいました😭

 

鍼をすればどなたでも絶対に治る!とは言えません。一回目からとても効果が出る方もいれば5回目辺りから徐々に良くなる方。 

10回通っても芳しくない方もいらっしゃいます。(大抵の場合は5回ほとで何かしらの変化は出てくる場合が多いです)

 

病院に行っても薬を貰って飲んでも良くなる兆しがない方、今の状態をすこしでも良くしたい方。お腹の症状には鍼治療という選択肢もあります☺️✨(※お腹の症状以外の様々な症状にも幅広く対応しております)

 

 

最近はTVでもIBSの特集が組まれたり、有名な方でいうと前澤友作さんがIBSについてツイートをされていたりして認知されてきてはいますが、まだご存知ない方も多数いらっしゃると思います。

診断こそされていませんでしたが、今考えると私もIBSだったんじゃないかな、と。


f:id:miotoo:20211018093144j:image

思えば学校でお腹がぐーぐーキュルキュル鳴ったり、ガスが溜まりやすいなどもありました。お腹の音は教室や校長先生のお話し中など静かな空間にいる時によく鳴っていたので、恥ずかしくて必死にお腹に力をこめて“なるな、なるな”と暗示をかけていました。

 

今よりも太っていたのもあって、太っているからすぐお腹がすくんだと思われたら恥ずかしいなと思っていたのです。

 

IBSの患者様には鍼治療の他に低フォドマップ食をオススメしているのですが、食事でガスを抑える方法もあると知っていればあんなに暗示をかけることもなかったかもしれません。(低フォドマップ食で誰でも必ずガスが減るとは言えませんが)

 

大人になってからも、一人目の妊娠中に普段と比にならないくらいにガスが溜まってしまい、夫の前でもおならを止められなくてとても恥ずかしかった思いがあります。(二人目の時はそんなに無かったです)

 

 

こんな私なので、院長がお腹の治療に特化してやっていこうと決めた時に、とても良いな、素敵だな!!と大賛成でした。 

 

そして実際にIBSの治療を初めてみて、私のような方が老若男女たくさんいらっしゃる事を知りました。

 

患者様も前はもっと年齢層が高めでしたが、今は10代〜20代の方も圧倒的に増えました。一番お若い方だと小学生の方もいらっしゃいます。

 

大人の方だとご自分で通院も支払いも出来るので、比較的来院しやすいのかなと思います。問題なのは小さなお子さんや学生さんです。

 

自分でうまく伝えられなくて、(ガスや下痢が恥ずかしくて隠してしまうパターンも)苦しさを我慢して更に症状が悪化してしまう方もとても多いのです。それが不登校に繋がったり、ゆくゆくの進路にさえ影響することもあるので、少しでも早く治療をする事が大切と考えています。

食事療法も併用して行く場合、お父さんお母さんのご協力も不可欠なのでぜひご協力をお願いいたします🙏

 

症状が出てから少しでも早く治療を始めたほうが治るまでの回数も少なく済む場合が多いです☺️

 

ホームページにてメールやお電話でのご相談もお伺いしていますので、気になる症状の事などお問い合わせください🙌🙇

 


f:id:miotoo:20211018100014j:image

 

最近夕焼けがとても綺麗ですね、おもわず撮影してしまいます。

 


f:id:miotoo:20211018100146j:image

 


f:id:miotoo:20211018100208j:image

 

寒くなったので体調などお気をつけください🙇✨✨

 

※当院のスタッフは新型コロナウイルスのワクチン接種2回とも接種済みです。院内は24時間換気システムにより、ドアや窓を開けなくても常に換気がされております🍀