子育て時々お仕事☆〜鍼灸師の夫と娘と私〜

鍼灸師の夫とお店をやりつつ、6歳2歳の娘達の子育てに奮闘する毎日です☆あまり知られていない鍼灸師の実態とは‥!?妻ならではの目線で書いて行きたいと思います‼

出会い、始まり。

こんにちは!!

 

 

北郷通りはり灸整骨院の山本三織都です!

 

 

本日は、私目線から見た院長と整動鍼。

そしてそれを漫画ちはやふると重ね合わせてお送りしたいと思います。

 

 

 

ちはやふる”とは、競技かるたを題材にした漫画で、私の大好きな作品です。

映画化もされ、国民的大ヒット作になりましたね。

 

 

ちなみに、「ちはやふる」とは、百人一首の中の一つの句の初めの5文字です。

 

百人一首とは、平安時代末期~鎌倉時代初期にかけて活動した公家、藤原定家(ふじわらのていか)が選んだ和歌をまとめたもので、一人一首ずつ選んで作った和歌集です。

 

 

この作品に出会うまでは、百人一首に興味を持ったことすらありませんでしたが、意味を調べてみると、ものすごく熱い思いの丈が込められていることが分かりました。

それを語りだすと長くなるので、またいずれ。

 

 

なぜ、このご時世にかるた?と思うかもしれませんが(私も読む前はそう思ってました)

「かるた」のイメージが180度変わる!と断言できる程、熱く激しい戦い(&たまに恋模様)が描かれています。

 

今では、頭の片隅にいつもちはやふるが寄り添っています。

心に残る作品に出会えた時の感動はひとしおですね。

 

 

私が特に推したいのは、作中に出てくる数多くの名言たち。

 

ぼろぼろ泣く、、という感じではなくて目頭がぎゅっと熱くなる。という感じです。

鳥肌さえ立ちます。

 

 

見ていない人からすると、なんのこっちゃ!?だと思いますので、これから私のイチオシを少しだけご紹介させて頂きます!!

 

 

整動鍼との出会いと決意

 

院長が、初めて整動鍼というものを知ったのは、札幌で開かれた美容鍼の勉強会での事。

 

 

そこで出会った先生が、美容鍼以外にも興味深い、ある“鍼治療”について熱く熱く語ってくれたそうです。

 

 

院長は、不意打ちをくらったような不思議な気持ちだったそうです。

その先生が話す、自分の知らない“鍼治療”についての熱量がもの凄かったからです。

 

 

これからは美容鍼でじゃんじゃん稼ごう!と思っていたし、あわよくば“実験台”と称して自らを綺麗にしてもらうことで頭がいっぱいでした。

 

 

でも、美容鍼を始めてみたものの、そこまで患者さんを呼び込むことはできず。

 

 

もちろんやる気が無かったわけではありませんが、この頃は鍼灸師として、進むべき方向に迷っていたように見えました。

 

 

自分はなぜ鍼灸師になったのか。

鍼灸師になってやりたかった事は何なのか。

 

 

実際に私も施術を受けてみて、顔全体のリフトアップや、小じわが薄くなったりしたこともあり、効果が出ていないわけではありませんでした。

他にもチラシを作って配ったり、ビフォーアフターを掲載するなど、出来ることはしてきました。

 

 

ですが、肝心の“美容鍼をする覚悟”が決まっていないまま続けても、結果はついてきてはくれませんでした。

 

 

そんな時ふっと思い出されたのは・・・

 

院長の頭の隅にずっと引っかかっていた“整動鍼”の事でした。

 

 

当院での鍼治療は、腰痛時には腰に鍼を。肩こりには肩に鍼を。

場合によっては鍼に電気を流したり、といったよくあるやり方でした。

 

 

でも整動鍼では、腰が痛いときに腰に鍼をする。ということはほとんどありません。

 

 

代わりに、足の甲やスネに鍼をしたりするのです。

そんな光景見たことない!という私からすれば、ちんぷんかんぷんでした。

それを学ぶためには、また1から勉強をし直す必要がありました。

 

 

ここで登場するのがこの言葉。

(ちはやふる23巻より 深作先生の言葉)

 

 

“たいていのチャンスのドアにはノブがない…

 

自分からは開けられない

 

誰かが開けてくれたときに迷わず飛び込んでいけるかどうか”

 

 

 

 

そうだ。これはチャンスなのだと。

 

 

 

扉を開けてくれたのは、美容鍼で出会った、今の整動協会の副代表でもある快気堂鍼灸院白石の谷地先生でした。

 

 

院長は迷いもあったと思います。

1から新しい事を始めるのは誰もが恐ろしいものです。

 

 

でも、院長はそのドアへと飛び込んでいくことができました。

まだまだ始まったばかり、整動鍼への険しい道のりのスタートです。

 

 

勉強会中心の生活

 

 

基本的に、勉強会は東京で行われることが多いので、院長は1年に何回も飛行機に乗らねばなりません。

 

 

慣れない地で、頭がパンクしそうなほどの知識を持ち帰り、夜中に帰宅してすぐに私の体に鍼をして臨床実験をしたり。

 

 

とにかく、忘れる前に体で覚えよう。と…

 

 

少し頑張り過ぎているのではないか。と心配になることもありましたが、それでも大丈夫と思えたのは、本人が本当に楽しんで治療していること。

 

 

ひどい腰痛や頭痛やばね指など、今まで苦戦していたような症状の方も治せるようになり、整動鍼への無限の可能性をひしひしと感じ、「こんな症状も鍼で治せるの!?」と2人で驚くこともよくありました。

 

 

そんな中、治療に行き詰まるときがありました。

 

もっともっと、上へ!!

 

 

鍼治療をしにきてくれる患者様が少しずつ増え、整動鍼に少しづつ慣れていく院長。

 

 

「さっきより良くなりました!」と言われると同時に、「ここはまだ痛みが残ってます。」と聞けば、もっと治さなくてはいけない。と躍起になって、思うように終えられなかったときに落ち込むことも。

 

何年もずっと引きずっている痛みを1度で取るのは、さすがの整動鍼と言えどなかなか難しい話です。

でも、少しずつ成果を出せるようになってきたからこその葛藤だったのでしょう。

 

 

ここでまた、私が感銘を受けた言葉を。

(ちはやふる11巻より 坪口さんの言葉)

 

 

“難しいよな  

 

 

新しい武器を手に入れるとき、どうしても一時的に結果は悪くなる

 

 

それでも手に入れにいくか

 

 

すでに使える武器だけをより磨くか”

 

 

 

 

そう。

院長が手に入れた新しい武器はものすごいパワーを秘めていますが、使いこなせるようになるまでには、ものすごい鍛練が必要なのです。

 

 

現在、院長は悩んだ末に今まで使ってきた武器にさよならを告げ、新しい武器を使いこなせる日を夢見て、日々勉強しております。

 

 

大変なことはこれからも沢山出てくると思いますが、そんな場面でも楽しみながら乗り越えていって欲しいと思っています。

 

 

今回はかるたでも鍼灸でも、どんな職業のどんな人にもきっと届くであろう言葉たちの一部を紹介させていただきました。

まだまだ載せたい名言があるのですが、今日はこの辺で。

 

 

また私が気が付いたことや、思った事をブログにアップしていこうと思いますので、読んでくださると嬉しいです!

 

 

若干マニアックな投稿になってしまいましたが、最後までお付き合いありがとうございました!!